「では、これから、様々な魔法の技と知識を、覚えて貰います。」


「え?でも それは魔法学園に入れば習えるのでは?」


「ステラの魔力値をお忘れですか?学園で習う事が全てでは有りません。」

それも確かに。と納得するステラ。

「では、先ずは着替えて、心配している、今の家族にお顔を見せて差し上げたらいかがですか?」


ミハイルの言葉に、ステラは自分の格好が寝巻き姿だと認識した。


「…!! ちょ ミハイル!そういえば、あなた、勝手に女子の部屋に入らないでちょうだい!」


「いやいや 元男ですよね?それに私は」


「元海斗でも、わたしは今は女子だ!それにミハイルは男性として過ごしてるんでしょ!?都合よく性転換しないでちょうだい!」

ステラは手元の枕をミハイルに投げつける。

そこで、ふと思った。

「あれ?…。海斗の記憶があるまま女子に?? ミハイル!!ヤバイ! 男の記憶あるままに女子になったって事は…。女子風呂で堂々と見れるってことじゃない!ありがとう!神 ウグッ」


「!!? なんて 変態な!」

ミハイルからステラに枕が投げ返された。





そして、ステラとミハイルの特訓が始まる。