僕の(わたしの)生きる世界1[完]

二人の顔がそっと離れると、そこにはボロボロだった翼はなく、白い美しいミハイルの姿があった。


「ミハイル?」

ミハイルは、自分の姿を確認する。

「私は…。消えなかった?」

「その杖。俺が使ってたやつじゃないか。」

ステラの背後から声がかかった。

「神よ!」

ミハイルの声に、ミハイルの腕の中でステラも振り返った。

「この杖?」

「あぁ。俺が神になった時にどっか消えちまったんだけどな。…。しかし!佐々木 海斗が覚醒しないから焦ったが、まさか新しい属性を生むとは!」

「「新しい属性?」」

ステラとミハイルの声がハモる。

「あぁ これで9属性だね?」

「9?神よ。どういう意味です?」

「この世界は6属性に聖属性を入れて、7属性ある。そして、神が使える神属性。そして今、ステラが覚醒したことで生み出された…そうだな、無属性とでも名付けるか?」

「「無属性?」」

ステラとミハイルがいちいちハモる事には、無視して神は話を続ける。