僕の(わたしの)生きる世界1[完]

気づけば、紫色の空間は消滅していて、目の前には大地が広がっていた。

ステラは、ミハイルの元に駆け寄った。

「ミハイル!」

ステラは、治癒魔法を発動させながら、ミハイルを抱き締めた。

ミハイル!何で目を開けてくれないの?
消えちゃイヤ!
お願い!ミハイル!

「ミハイル!目を開けて?わたしも、ミハイルを愛してる!」

ミハイルが微かに目を開けると、目の前にはステラの泣き崩れている顔があった。

「ステラ…」

ミハイルが、ステラにそっと微笑む。
ステラは、思わずミハイルの口を唇で塞いでいた。

ミハイルは、一瞬かわすことも出来たが、そうはせずにステラを抱き締め受け入れた。

ステラのゴールドピンクの輝きと、ミハイルの白い輝きが交わった。