僕の(わたしの)生きる世界1[完]

ステラが白い光に包まれたかと思うと、
そこには、ピンクゴールドの輝きを放った長い髪。

神が纏うかのような白い美しい衣装に身を包み、その頭上には、黄金の輪が輝く。

手には、黄金の杖に変化したグレースロッドが握られていた。

その姿は、神そのものであった。

ただ、神には無いものがステラにあった。

ステラの背後には、透明な翼が見えていた。

「覚醒した…。」

ミハイルが声にならない呟きを漏らした。

「わたしは、お前を許さない。無に還りなさい!」

ステラが黄金の杖を頭上にかざして、魔力を流すと紫色の空間全体が、黄金の輝きに包まれた。

その眩しさに、ミハイルも目を開けることができなった。