僕の(わたしの)生きる世界1[完]

マッカーニー領土とポッサム領土の境の地。

険しい山々が続くこの大地には、人々はやっては来ない。

そこに居たのは…。




「ゴリラ?」




てっきり、ジンクスやエイプリルのような敵を想像していたから、毛むくじゃらなデカイ敵に、唖然とした。


ゴリラそっくりだが、やはり背中には骨の翼がついていた。



そして、そのゴリラは付近の魔物を手当たり次第に食らっていた。



SやSSランクの魔物達は、抵抗も虚しく捕まり、踊り食いされていた。