僕の(わたしの)生きる世界1[完]

ー魔法学園ー

ジェイクは、温室にいた。

入学した当日に、ステラに話しかけられた、場所だった。

あれから、もうじき5ヶ月が経とうとしている。

ジェイクは、花を見ているのが好きだった。
オフワンのリーダー達は、よく頑張ってくれている。
ポーロが、見張っているから、よからぬ考えを持つものも、目立つ動きが出来なかった。

一度だけ、ジェイクに襲いかかって来た、小さな街のリーダーがいたが…。

魔力値が下がったとはいえ、元総帝であり、6属性を扱える戦いのプロである。

ジェイクがヤられるハズもなく、あっという間に、ジェイクの魔法で捕らわれた。


「やっぱり、ここにいた!!」

温室に現れたのは、ステラだった。

「やぁ ステラ。」

こうして二人きりになるのは、久しぶりな気がした。

皆、それぞれ領土や自分の事で忙しかったのだ。

ただ、6人とピーター、ユアン、帝達とは、念話だけでなく短い時間でも定期的に集まり、情報の共有はしている。

ポーロのおかげで、オフワンの討伐依頼が減って、その分をポッサムやマッカーニーに人員を回せるのは、タケルとルカは有り難がっていた。

「ステラ?どうしたの?」

「ううん 何となくここかなぁって。体調はどう?ハードな訓練してるって、皆が心配してるよ?」

「皆が?…ステラはしてくれないの?」

ジェイクの不意打ちの質問に、ステラが詰まる。