僕の(わたしの)生きる世界1[完]

タケルは、ステラに言わなくてはならない。

ステラがこの戦いを、終わらせる鍵なのだから。

タケルがステラに対して、口を開きかけた時、先にステラが話始めた。

「タケル。わたしは経験が足りない。タケル、少し時間をちょうだい?Sランク以上の案件、わたしが引き受ける。わたしは、もう誰かが傷つくのを見たくない。ミハイル?わたしの指導をお願い。」

「分かりました。」

「あぁ。ステラ、頼むな!?」

タケルは、ステラに手を差し出した。

ステラは、その手を握った。