僕の(わたしの)生きる世界1[完]

ピーターの表情を見た、ステラが言う。

「わたしは、聖属性が使える為に、妖精が見えるのです。ここの妖精達が言っています。今まで洞窟を守ってくれてありがとう。これからは、私達が守っていくよ。って」

そして、杖に聖属性を込めると、ここに導いてくれた妖精達へと、杖を振った。

辺り一面が、暖かい光に包まれた。

「ピーター。ここの付近のパトロールをするようにと、僕が直接ギルドに要請しておくよ? 外にも結界を張っておくから、安心して、外の光も浴びれるようにしておくよ。」

「総帝様、自らですか?な、何てこった!」

ミハイルは、ピーターの心境を読むと。

「ここと、君が行く先に魔方陣を繋げれば、いつでも来れるでは無いですか。」

ピーターは、そっかぁ!その手があった!
と歓び、早速描くそうだ。

そして、モニカに必ずマッカーニー家に戻ることを、約束したのだった。