俺は、無表情に立つ天使にチラッと視線を送る。
この天使は男なのか?
「天の者に性別はない」
ミハイルと呼ばれた天使が呟く。
な!…。コイツにまで考えを読まれた!
「善と努力と真の心を忘れずに」
女神はそう言って、俺の額に人差し指を向けた。
俺の意識は、そこで途切れた。
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この天使は男なのか?
「天の者に性別はない」
ミハイルと呼ばれた天使が呟く。
な!…。コイツにまで考えを読まれた!
「善と努力と真の心を忘れずに」
女神はそう言って、俺の額に人差し指を向けた。
俺の意識は、そこで途切れた。
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![指輪と私の物語1~焔~[完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre7.png)
