ここは、とある森の中の、小さな家。


中にいるのは、猟師と、一匹の狼。



おつかいでやって来た赤ずきんちゃんと、そのおばあちゃんが、狼に食べられてしまったのです。



一人の猟師がそれに気づき、助けようとしま
す。







しかし……。



「……畜生っ!!もう助からない……!!」




猟師は、亡くなってしまった赤ずきんちゃんとおばあちゃんを思って泣きました。





床には、赤ずきんちゃんが被っていた赤いずきんが、血まみれになって落ちていました。