「で、何があったの?」
床の上の埃を払って、私たちは壁に持たれるようにして並んで座った。
そして、回りくどいのが嫌いな蘭に直球を投げられる。
「うん……実はね」
調理部に入った日のことから、武富君と織田さんが内緒で付き合っているということまで全部を蘭に話した。
「それでね……私、どうしたらいいのかわからなくて。織田さんにモヤモヤした感情を抱くのは間違ってるよね?でも、どうにもならないんだ」
これ以上好きになっちゃいけないって思うけど、自分の意思で気持ちを止めることも出来なくて。
苦しくて、ツラくて。
もう、どうすればいいのかわからない。



