早く俺を、好きになれ。



「じゃあ次は役割を決めるから。まず、巨大迷路の図案を絵が得意な植木とー……」



今度は役割決め。


同じく虎ちゃんが先頭に立って決めて行く。


人の得意不得意を的確に見抜いて指名していてムダがない。


若干押し付け気味なところもあるけど、文句や不満が出ないのは虎ちゃんの人柄のおかげなのかな。



「虎はなにやんのー?一緒にしようよ」



「んー、俺は人手が足りないところにランダムに入ろうと思ってるから」



「えー!」



「次ー、ダンボール集める役を武富と咲彩でよろしく〜。次ー」



えっ!?



ぼんやり突っ立っていただけの私は、虎ちゃんの声に目を見張った。


私と武富君が……ダンボール係?


なんで……?