早く俺を、好きになれ。



そうは思いつつも気になってしまうのは、未だに武富君への想いを断ち切れずにいるからかな。


2人の間には、もしかすると私の想像を超えるような苦悩や困難があったのかもしれない。



「ごめんね、あたしが余計な話をしたせいで!言わなきゃ良かったね」


「ううん、過去のことだし」



織田さんと速水くんのことは、私が気にすることじゃない。



「そう?あ!武富君は中学の時も今みたいに爽やか〜な感じだったよ。昔から全然変わってない」


「へえ。そうなんだ!卒アル見てみたいなぁ」


「今からうちに来る?」


「いいの?」



嬉しくて頬が緩む。



「もっちろん!」


「行きたいー!」



そのあと中学時代の武富君の話を聞きながら、夢中になってパフェを食べた。


さすが何度も雑誌に取り上げられるだけあって、甘すぎず濃厚でとても美味しくて。


『美味しい』って連呼してたら叶ちゃんに苦笑された。