早く俺を、好きになれ。



「それに、どちらかというと、織田さんの方が速水君を好きっぽく見えたんだけどね。でもまぁ中学を卒業してから2年も経ってるし、人の気持ちは変わるもんね。今は速水君より武富君の方が良いってことなのかな」



速水君って、前に虎ちゃんたちと練習試合をしてた相手チームのエースだよね?


あの時武富君と織田さんも応援に来てて、3人が幼なじみだってことは織田さんの口から告げられた。


昔、織田さんと速水君は付き合ってたかもしれないんだ。



「でも、速水くんのバスケの応援に2人で来てたよ?付き合ってて別れたんだとしたら、普通応援になんか来なくない?」



普通なら気まずくて来れないよね?



「うーん、確かにね。でも3人は幼なじみだし、絆は目に見えないからね。仲良くやってるなら、それはそれでいいんじゃないかな?」


「まぁ……そうだね」



過去のことをこんなところで話してたって仕方ないし、何より私には関係のないこと。