きっと今
同じ雨音を聞いている

静かな夜に
顔の見えない貴方を想像した

その苦しみ つらさ
経験 過去 想い

手に取るように分かる
生々しいほど想像できる

同じ経験をしたから

なのに
うまい言葉が見つからない

近付きたいのに距離がある

重ねたいのに
どこか 心はすれ違う

無関心を装うことでしか
関心を示せない

孤独が貴方を癒すなら それも方法

幸せになってほしい

苦しみを上手く表現できない
その もどかしさ
映像のように まぶたの裏に映る

窓を打つ水滴は 静かなる抵抗

揺れる夜空
雨に濡れる夢

今宵もまた その心
青に揺れて