ラブハウス



なんか、ちょっと楽しみかも。


同じ学校ってことは、会ったことある人だよね。


最初は転勤って聞いたときどうなるかと思ってたけど、なんだか安心した。





「わかった!じゃあ近いうに荷物まとめておくね」

「お願いね〜」



ニコニコしている母親は、本当にご機嫌だ。



そして私は後悔することになるのだ。


もっと母親からその人達について聞いておけばよかったと。


そして私は忘れていた。


うちの母はネジが1個はずれている抜けた人だってことを。