優くんは、高校生に見えないくらい大人の色気がある。
目の下のほくろも、ちょっと切れ長のタレ目も、その全てが女の子を虜にするんだろうな。
ただ遊び人なのはいただけないな。
「あ、莉緒ちゃん今さらっと避けたでしょ」
「そ、そんことありませんよ~」
徐々に後ろへ遠ざかっていこうとする私に気づいた優くんに、私は笑顔を見せた。
「そんな警戒しなくて大丈夫だよ?女の子には不自由してないから」
「それもそれでどうなんですか・・・」
「ははっ、ていうか話逸れたね。莉緒ちゃん部屋どうする?」
どうすると言われましても・・・。

