「つーか、まさか、いそうろうがクラスメイトだとは思わなかった」
不意に呟いた富永に、私は激しく同意した。
「私も私も。てっきり女の子だと・・・」
実際こうして扉を開けてご対面するまでは、女の子の姉妹だと思っていた。
ていうか、いい年した女子高生を男子高生と同じ家にして心配じゃないのか!
「母さん、言ってたことと違うし」
「え?」
富永が深いため息をつき、私を見る。
「すっげーおてんばな女の子が来る、って言ってたから、幼稚園くらいかと思ってたのに」
すっげーおてんば・・・。
きっとお母さんが富永のお母さんにそう言ったんだろうな。

