違う違う違う!!!!! 私が聞きたいのはそんな言葉じゃないっ! なんていう私の訴えが届くこともなく、もう一度頭を下げると、車に乗り込んで行ってしまった。 そして立ち尽くす私と、扉を開けたまま呆然としている富永。 同じ学校の人って、富永のことかよ。 お母さん色々と省略しすぎでしょ!! 頭の中でいろいろこんがらがっていたら。 「まあ、とりあえず中入る?」 これから私、ここで暮らすんですか。