「しかもね、なんと
俺が船に潜入した時にもう気づいてたんですって!
あの港、何年か前にご主人と一緒に行ったそうで。
俺、『酒屋の息子』って設定でいったんですけど、
あの港に酒屋一軒しかないらしくて、
そこ 息子いないって覚えてたみたいです。
お姉さんの方が社長向いてんじゃないですか?」
ニヤニヤしながら タバコをふかす彼は
098とは別人みたいだ。
「ヨウルア、騙したの…?」
「騙してないよー」
悪びれもせず、答えた。
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