日が暮れて、星が瞬き始めた頃。 サーカスに客が入り終わったあたりで 見世物の船への乗船が始まる。 客層はおっさんばっかり。 鼻の下のばして、ニヤニヤして。 気持ち悪いけど、ここはそういう場所で、 そういうおっさんたちの金で私は生きてる。 死なずに済んでる。