あ、もしやお前ら女子のお胸を見たことないのでは?
「俺らの見てる動画に谷間のない女なんていねぇもんな」
竜樹さんが真顔で放った言葉が私にぐさりと刺さって貫通する。
「そうそう。どんなに小さくても谷間はあるよね~」
「あるよね~」
更に双子の言葉も深く突き刺さる。
くそ…皆貧乳を侮辱しやがって!全員七代先まで祟ってやる!!
「雑談はそこまで。今日は結局何も決まらなかったな…というわけで、明日の放課後皆で生徒会室に集合だ。はい、散った散った!」
凌太は手を叩きながら皆に部屋へ帰るように命令する。皆はまるで王様の指示に従うかのようにすぐさま部屋から撤退した。
部屋が静まり帰ると肩に手が置かれて凌太から一言。
「泣くなって」
「黙れ脳内年中発情期野郎がっ!!」
そう叫んで凌太に顔面パンチを喰らわそうとしたが軽々と避けられてしまった。
「…大体、頼ってくれって言ってた奴が寝てるからこんなことになったんじゃん」
そう。肝心な時に限ってこいつが寝てるからいけないんだよ…。
私の呟きに凌太が口角を上げながら言う。
「巳鶴、脳内年中発情期野郎に頼ろうとしてたんだ?」
その言葉で顔に熱が集中するのを感じた。そうだ、何で私こんな奴をまともに頼ろうとしてんの!?そこから間違いだったんだ!自分の考えに反省をしていると凌太から抱きつかれた。
「ありがと。頼ろうとしてくれて…今度は絶対期待裏切らねぇから」
心臓が高鳴った。
どうしよ…更に顔が熱くなってきた。
「ば、馬鹿じゃないの?期待なんてしてないし!」
「…だよな、巳鶴が俺に期待するわけねぇか」
笑いながら私から離れた凌太の顔は何故か悲しそうだった。違う…期待してなかったら凌太の背中なんて探さない。
「待って」
私は離れた凌太の服の裾を掴んだ。凌太に散々迷惑かけてるのに…傷つけたくない。それに、凌太が頼れるのは事実。
「…期待、してもいいんだよね?」
私が言い切ると凌太は目を見開いた。その数秒後顔を真っ赤にすると口元を隠しながら喋る。
「俺らの見てる動画に谷間のない女なんていねぇもんな」
竜樹さんが真顔で放った言葉が私にぐさりと刺さって貫通する。
「そうそう。どんなに小さくても谷間はあるよね~」
「あるよね~」
更に双子の言葉も深く突き刺さる。
くそ…皆貧乳を侮辱しやがって!全員七代先まで祟ってやる!!
「雑談はそこまで。今日は結局何も決まらなかったな…というわけで、明日の放課後皆で生徒会室に集合だ。はい、散った散った!」
凌太は手を叩きながら皆に部屋へ帰るように命令する。皆はまるで王様の指示に従うかのようにすぐさま部屋から撤退した。
部屋が静まり帰ると肩に手が置かれて凌太から一言。
「泣くなって」
「黙れ脳内年中発情期野郎がっ!!」
そう叫んで凌太に顔面パンチを喰らわそうとしたが軽々と避けられてしまった。
「…大体、頼ってくれって言ってた奴が寝てるからこんなことになったんじゃん」
そう。肝心な時に限ってこいつが寝てるからいけないんだよ…。
私の呟きに凌太が口角を上げながら言う。
「巳鶴、脳内年中発情期野郎に頼ろうとしてたんだ?」
その言葉で顔に熱が集中するのを感じた。そうだ、何で私こんな奴をまともに頼ろうとしてんの!?そこから間違いだったんだ!自分の考えに反省をしていると凌太から抱きつかれた。
「ありがと。頼ろうとしてくれて…今度は絶対期待裏切らねぇから」
心臓が高鳴った。
どうしよ…更に顔が熱くなってきた。
「ば、馬鹿じゃないの?期待なんてしてないし!」
「…だよな、巳鶴が俺に期待するわけねぇか」
笑いながら私から離れた凌太の顔は何故か悲しそうだった。違う…期待してなかったら凌太の背中なんて探さない。
「待って」
私は離れた凌太の服の裾を掴んだ。凌太に散々迷惑かけてるのに…傷つけたくない。それに、凌太が頼れるのは事実。
「…期待、してもいいんだよね?」
私が言い切ると凌太は目を見開いた。その数秒後顔を真っ赤にすると口元を隠しながら喋る。