私が席につくと廊下から足音が聞こえてきた。このクラスの担任かな…一体どんな先生だろう。少し胸を踊らせながら待っていると閉めていた教室のドアが音をたてて開く。
「皆さん、おはよーございます…」
教室にいる生徒に弱々しい声で挨拶をしたのは先程職員室で私と話をした極細ポッ●ーの脚を持つ先生だった。
…ってお前かよっ!!私のわくわく返せ!!てか職員室の時から思ってたけど何で短パンなの!?長ズボンにして!脚見えてて怖い!心臓に悪いから!!
「では出席確認を…面倒なのでしません。この教室に誰々いないのか後々分かりますし」
え、この先生見かけによらず適当なんだな。
「それでは一時限目、基礎学習からです。十五分後には実習を始めますのでしっかりと…あ、チョーク忘れた。黒板に何も書けねぇや。やっぱ基礎学習無しで、今から実習します。はい決定」
「ぇぇぇえええ!?!?」
待ってよ!適当にも程があるでしょ!?私基礎中の基礎も知らないんだよ!?そんな状態で何を実習しろと!?
「皆さんこの学園の生徒なら予習くらいはしてるでしょう。では立ち上がって下さい」
先生の指示に教室にいる生徒が立ち上がる。あ、基礎知らないのは私だけなのかな。やべ、浮いちゃってるよ。
私は何も言えずに指示通りにする。
「まず始めに、ブレスレットをつけている方の腕を前に突き出す様にして伸ばして下さい。それが出来たら『eauM(オーエム)解放』と、唱えて下さい。はい」
あ、もう唱えるのか。
「えっと…おーえむ、解放」
……シーン……
誰も、何も起きない。先生は一体何がしたいのだろうか。
すると、ポッ●ー先生が私達生徒にダメ出しをする。
「もっと心を落ち着かせてから唱えて下さい。魔法は精神を削るため中途半端な気持ちで呪文を唱えても意味がありません。ではもう一度。今度は心を落ち着かせて、ハッキリと」
「皆さん、おはよーございます…」
教室にいる生徒に弱々しい声で挨拶をしたのは先程職員室で私と話をした極細ポッ●ーの脚を持つ先生だった。
…ってお前かよっ!!私のわくわく返せ!!てか職員室の時から思ってたけど何で短パンなの!?長ズボンにして!脚見えてて怖い!心臓に悪いから!!
「では出席確認を…面倒なのでしません。この教室に誰々いないのか後々分かりますし」
え、この先生見かけによらず適当なんだな。
「それでは一時限目、基礎学習からです。十五分後には実習を始めますのでしっかりと…あ、チョーク忘れた。黒板に何も書けねぇや。やっぱ基礎学習無しで、今から実習します。はい決定」
「ぇぇぇえええ!?!?」
待ってよ!適当にも程があるでしょ!?私基礎中の基礎も知らないんだよ!?そんな状態で何を実習しろと!?
「皆さんこの学園の生徒なら予習くらいはしてるでしょう。では立ち上がって下さい」
先生の指示に教室にいる生徒が立ち上がる。あ、基礎知らないのは私だけなのかな。やべ、浮いちゃってるよ。
私は何も言えずに指示通りにする。
「まず始めに、ブレスレットをつけている方の腕を前に突き出す様にして伸ばして下さい。それが出来たら『eauM(オーエム)解放』と、唱えて下さい。はい」
あ、もう唱えるのか。
「えっと…おーえむ、解放」
……シーン……
誰も、何も起きない。先生は一体何がしたいのだろうか。
すると、ポッ●ー先生が私達生徒にダメ出しをする。
「もっと心を落ち着かせてから唱えて下さい。魔法は精神を削るため中途半端な気持ちで呪文を唱えても意味がありません。ではもう一度。今度は心を落ち着かせて、ハッキリと」
