私はあまりの迫力に首を左右に勢いよく振る。私の反応を見て生徒会メンバーの中の二人…双子の兄弟が笑いながら交互に喋る。
「あははっ、一年生怖がってるよ?竜樹!」
「そうそう、顔怖いんだから言動には気を付けてよね?」
双子は男にしては少し長めの水色の髪を揺らしながらヤンキーっぽい男…竜樹さんをからかっている。が、竜樹さんはそんな双子の言葉を華麗にスルーして私に質問してきた。
「お前、名前は何て言うんだ?」
「あ、わた…僕は秋星巳鶴って言います」
「ブフォ!」
私の自己紹介を聞くや否、凌太が吹き出した。
「僕だってよ…くくっ、僕…」
口元を手で抑えて笑いを必死に堪えているらしい…肩が小刻みに震えている。そんな凌太の足を強く踏みつけながら竜樹さんに質問を返す。
「皆さんのお名前とかって…聞いてもいいですか?」
「…いいけど、明日でいいか?今日はもう遅いし…明日は朝早くから生徒会六人全員でやんなきゃいけねぇ仕事があるんだ」
「あ、はい。全然大丈夫です…え?六人?」
生徒会メンバーって…茶髪、竜樹さん、童顔、双子の五人なんじゃ…?
「俺が生徒会長だよ」
私の疑問に答えてくれたのは凌太だった。
「嘘!?え、凌太が生徒会長!?……うっわ、学園の将来が心配だわ」
「殴られてぇのかお前は」
凌太は私の冗談に本気で言葉を返してきた。
「あははっ、一年生怖がってるよ?竜樹!」
「そうそう、顔怖いんだから言動には気を付けてよね?」
双子は男にしては少し長めの水色の髪を揺らしながらヤンキーっぽい男…竜樹さんをからかっている。が、竜樹さんはそんな双子の言葉を華麗にスルーして私に質問してきた。
「お前、名前は何て言うんだ?」
「あ、わた…僕は秋星巳鶴って言います」
「ブフォ!」
私の自己紹介を聞くや否、凌太が吹き出した。
「僕だってよ…くくっ、僕…」
口元を手で抑えて笑いを必死に堪えているらしい…肩が小刻みに震えている。そんな凌太の足を強く踏みつけながら竜樹さんに質問を返す。
「皆さんのお名前とかって…聞いてもいいですか?」
「…いいけど、明日でいいか?今日はもう遅いし…明日は朝早くから生徒会六人全員でやんなきゃいけねぇ仕事があるんだ」
「あ、はい。全然大丈夫です…え?六人?」
生徒会メンバーって…茶髪、竜樹さん、童顔、双子の五人なんじゃ…?
「俺が生徒会長だよ」
私の疑問に答えてくれたのは凌太だった。
「嘘!?え、凌太が生徒会長!?……うっわ、学園の将来が心配だわ」
「殴られてぇのかお前は」
凌太は私の冗談に本気で言葉を返してきた。
