佐藤さんの後についていくと、3階の奥にある会議室に到着した。
そして『使用中』のプレートをかけ、中に入る佐藤さん。
……なぜ会議室?
「あの、どうして会議室に?」
とりあえず中に入って聞いて見ると、佐藤さんは丁寧に扉を閉めてからこちらに振り向く。
「誰にも見られずに済むだろ?」
「……なにをですか?」
「お前と昼飯食べてるの」
そう平然とした様子で言って、ロの字型になっている机の窓際に腰かける。
私……佐藤さんとお昼食べに来たんだ。
今初めて知った。
でもまさかあの佐藤さんとお昼を食べる日がやってくるなんて、変な気分だ。
そう思いながら、私のお弁当袋が置かれている、佐藤さんの隣の席に座った。
「お昼を一緒に食べるだけなら、今日は大崎さんの席が空いてたんですから――」
わざわざこんな場所に来なくてもよかったのに。
そう言いかけて、佐藤さんに物凄い目で見られた。
いや、いっそ睨まれたと言った方が正しい、かも。
「これまでひとり飯を突き通してきた俺が、新卒のお前と昼飯食べるんだぞ? どう考えても目立つだろうが」
「……そうですね」
佐藤さん、よっぽど目立つの嫌なんですね。
もうすでに、目立っているといえば目立っている気もするけど。
というか、その見た目で目立たないなんて無理です。
そう思いはしたが、深くはつっこまないことにした。
「でも、会議室を私用で使うのは不味いんじゃ……」
「昼以降、会議室を使う予定は入ってない。お前が口外しなければ問題ない」
「……はい」
言外に『言うなよ?』と言われているようだった。
そして『使用中』のプレートをかけ、中に入る佐藤さん。
……なぜ会議室?
「あの、どうして会議室に?」
とりあえず中に入って聞いて見ると、佐藤さんは丁寧に扉を閉めてからこちらに振り向く。
「誰にも見られずに済むだろ?」
「……なにをですか?」
「お前と昼飯食べてるの」
そう平然とした様子で言って、ロの字型になっている机の窓際に腰かける。
私……佐藤さんとお昼食べに来たんだ。
今初めて知った。
でもまさかあの佐藤さんとお昼を食べる日がやってくるなんて、変な気分だ。
そう思いながら、私のお弁当袋が置かれている、佐藤さんの隣の席に座った。
「お昼を一緒に食べるだけなら、今日は大崎さんの席が空いてたんですから――」
わざわざこんな場所に来なくてもよかったのに。
そう言いかけて、佐藤さんに物凄い目で見られた。
いや、いっそ睨まれたと言った方が正しい、かも。
「これまでひとり飯を突き通してきた俺が、新卒のお前と昼飯食べるんだぞ? どう考えても目立つだろうが」
「……そうですね」
佐藤さん、よっぽど目立つの嫌なんですね。
もうすでに、目立っているといえば目立っている気もするけど。
というか、その見た目で目立たないなんて無理です。
そう思いはしたが、深くはつっこまないことにした。
「でも、会議室を私用で使うのは不味いんじゃ……」
「昼以降、会議室を使う予定は入ってない。お前が口外しなければ問題ない」
「……はい」
言外に『言うなよ?』と言われているようだった。
