「ねえ、これくらいでいいかしら?」


彼の方を振り返ると、彼は瞳を閉じてベッドにグッタリとしていた。


「!大変!!」


すぐ駆け寄って体に手を当てる。


「すごい熱だわ…。」


怪我からくる発熱なのか、彼の体はとても熱くて汗をかいていた。


「すぐに治療しないと。」


だけど、お医者様や他の人を呼ぶわけにはいかない。


どうすればいいの…?!


ここには私しかいない。


「…私が、やるしかないのね…。」