「ま、まさか。」
私はショックで自然と頭を左右に振っていた。
「俺は…片手が、使えない。
お前に、手伝って、もらいたい…。」
「む、無理よ…。
私、そんなこと、したことないのよ。」
考えただけで、痛みと恐怖で目の前が真っ暗になってしまいそう。
「やっぱり…お医者様を…!」
急いで部屋を出ようとすると、伸ばされた彼の腕に捕まった。
「それは、だめだ…。
あいつらに、見つかる。それに…
もう時間が…ない。」
そう言って彼は腕の傷を見せた。
「この、傷は、すでに半日…経ってる。
このままだと…
傷が、塞がろうとして、弾が、取り出せなくなる…。」
「でも…!
だからって…!!」

