『何でもない…独り言だよ。てか見て凄い人だよ!』 私は適当にはぐらかした。 門の前には沢山の人だかりが出来ていた。 その人だかりを掻き分けながらクラス発表を見に行った。 理沙と同じクラスでありますように… 私の願いは神様には届かず理沙とはクラスが離れてしまった。 私は4組、理沙は1組。 私たちは理沙のクラスの前で別れた。 理沙と別れた後私は自分のクラスに向かった。 教室に入ると黒板に席順が貼っていた。 前から4番目かぁ…