「だから、私はもう生きていたくないの。」
「……。」
私は、全部青城君に話した。
青城君は、俯いていて表情が詠めない。
きっと、同情してるんだろーなぁ。
「今まで、私が心を許した人達はさ、裏切って離れていくんだ。まぁ、もうなれたけどさ。」
と、私は笑った。
「…つらかったな」
「え…」
青城君が、私の頭を撫でながら苦しそうな顔をしていた。
なん、で…。
「なんで、優しくするの?」
「悲しかったな…」
青城君は、私の言葉を無視して言った。
「寂しかったな。今まで、いっぱいためてきたんだろ?」
「そんなわけ…!」
「全部、出していいから。泣いていいから。」
「っ…。」
私は泣いた、声を殺していっぱい泣いた。
青城君は私が泣き止むまで、ずっと頭を撫でていた。

