「お前見てると、ほっとけねーんだよ。」

は？何言ってるの。バカじゃないの？

「ほっといてよ、私が死のうが君に関係ないでしょ。」
「思ってること全部はけよ。スッキリするからさ。」

なんなの、ほんと。何で私にかまうのよ。
私は、一歩前に進んだ。

「バカ！！」

っ…。バカって、子供かよ。

「……」
「降りろよ…」
「…はぁーあ！どうせ死ぬんだし、話ぐらいはしてあげる。」

何で上から目線なんだよ。って、青城君は笑った。
その笑顔に、少しだけドキッとした。