「輝さん。今日もありがとうございます。」




いつもと変わらぬよそよそしい君。




「僕が来たくて来てるんだから、未来は気にしないで。」





そしていつもと変わらぬ笑顔で、僕はそう返した。



それでも申し訳無さそうに微笑む彼女に、僕は後ろに隠していた花を差し出す。





「今日は未来の為に花を持ってきたよ。」





そう言って微笑めば、
彼女はあの頃のような無邪気な笑顔を僕に向けた。





「ありがとう!綺麗なピンク色。でもごめんなさい。この花なんて言う花なの?」





「これはね…」





眉をハの字にして、少し困った顔をした彼女に、僕は得意気にふふっと笑って続けた。











「スターチスという花だよ。」