あなただぁれ?
そんな聞き慣れない台詞
僕は思わず笑ってしまったよ
ねぇ嘘でしょう?
冗談でしょう?
からかっているんでしょう?
そんな言葉並べて笑ったって
君は首を傾げて
眉根にシワなんか寄せちゃって
そんな君の姿が
嘘なんかじゃないと
昨日までの幸せな日々をぶち壊すように
訴えていたんだ
記憶
僕らはきっとそんな言葉で繋がっていて
思い出がなければ
僕らは今日をやっていけない
だって記憶がなければ僕らはただの初めまして
そんな現実
誰だって受け止めたくなんかないさ
想いを伝えて
想いを聞いて
すれ違ってぶつかって
君の涙を見て笑顔を見て
僕らならどんな壁でも乗り越えられるって
誓ったあの日も君はどこかに落としてしまったのかい?
積み重ねてきた昨日は
こんなにも呆気なく壊されるのかい?
ねぇ
脳裏に焼き付いて
心にしまい込んで
落ちるはずなんてない
落としてしまった記憶を
僕はどうやって探せばいい?
空気のようにどこかをさ迷って
捕まえる事なんて決してできない
そんな記憶を
僕はどうやって探せばいいのだろうか?
そんな現実が僕の心を突き刺して貫いて
絶望に明け暮れる日々はいつまで続くのか
終わりのないこんな毎日が、
君の心までもを突き刺して貫いた
そして君の瞳から零れ落ちた“それ”は、
僕の心を動かすのには十分なもので
探し出さなきゃならないんだ
心がそう叫んでいた
君のよそよそしい態度なんかもう見たくないから
君の無理に笑う顔なんてもう見たくないから
君の“ごめんなさい”なんて言葉もう聞きたくないから……
だから……
記憶
僕らはきっとそんな言葉で繋がっていて
思い出がなければ
僕らは今日をやっていけない
だって記憶がなければ僕らはただの初めまして
そんな現実
もう受け入れるしかないんだ
だって君の中に昨日が無くたって
僕の中には確かにあるのだから
だから僕は今日も……

