キーンコーンカーンコーン


流梨.春姫「え!?」



いきなり鳴り出すチャイムにびっくりする
流梨と春姫・・・



私「遅刻じゃないよね?え、違うよね?」



流梨「多分、遅刻じゃないと思うけど・・・」



え、てか今何時?


私「今何時?」



流梨「えっとね、8:20だよ!」



・・・・



流梨.春姫「ち、遅刻だぁぁぁぁぁー!」



やばい!入学式早々遅刻なんて!最悪!



私達は同じクラスになって゛1- 3゛まで
全力疾走した!そして



゛ガラーッ゛



私「遅れてすみません!」



流梨「遅れてすみません!」


?「遅れてすみません!」



女子「「「「キャーーーーーー!」」」」



え、えっと・・・何が起こった?
流梨・・・・



私「流梨!?だ、大丈夫?」



流梨は、倒れそうになるぐらい顔が赤く
まるで恋する女の子のように・・・・
って恋してるの!?



流梨「かっこいい」



流梨が小声で言った



私「え?なんか言った?」



流梨「な、何にも、な・・・いよ?」



そして・・・・
流梨が大声を出した



流梨「春姫!う、う、後ろ!」



私「え?な、なんなの怖いんだけど・・・」



私は恐る恐る後ろを振り向くと、そこには
゛イケメン王子゛が立っていた!


私は男嫌いだから・・・大きな声を出してしまった・・・



私「イヤッ!」



?「え?どうしたの?」



イケメン君が私に触ってくる



私「嫌って言ってるでしょ!離れて!!」



思わず、そんな言葉を発してしまった・・・
私は男嫌い・・・だから・・・



?「ご、ごめん・・・」



私「私の方こそ、ごめんなさい・・・」



席に行こうとしたら、何故か女子の視線が痛い・・・
何で私を睨むの?



先生「さぁ、皆!ようこそ桜葉学園へ!
これから担任になる゛小林゛だ!
よろしくな!」



皆「よろしくお願いします(しゃーす)」



あの時私は気づきもしなかった・・・



?「面白い子(黒笑」



イケメン君があんな事を言ってたなんて
それから入学式の時ずっと私を見てた事も