「すっごーい!
わたし実は、あのデザイナーさんのファンなんだ!
あ、もちろん高くて買えないよ?
ドレスなんて着てくとこもないし!」
あのデザイナーの娘? なんでこんな普通の普通校に?
超金持ちのお嬢様じゃん!
と、ざわつくクラスの中で、声を上げた女子がいた。
しかもポジティブな内容で。
「わたしもファン!
雑誌で眺めてるだけで幸せ!
お姫様になった気分っての?
夢みたいだよね!
憧れの人の娘さんと同じクラスだなんて、超嬉しい!」
あ……。
さっき、わたしが翔護に助けられたシーンを見て、少女漫画みたいで素敵って言ってた2人だ……。
思ってた反応と、違う……。
まさか、前向きに嬉しいって言われるなんて、思ってなかった。
中学の頃みたいに、はいはいお金持ちって、妬まれると思ってた。
どうしよう、嬉しい、かも……。
わたし実は、あのデザイナーさんのファンなんだ!
あ、もちろん高くて買えないよ?
ドレスなんて着てくとこもないし!」
あのデザイナーの娘? なんでこんな普通の普通校に?
超金持ちのお嬢様じゃん!
と、ざわつくクラスの中で、声を上げた女子がいた。
しかもポジティブな内容で。
「わたしもファン!
雑誌で眺めてるだけで幸せ!
お姫様になった気分っての?
夢みたいだよね!
憧れの人の娘さんと同じクラスだなんて、超嬉しい!」
あ……。
さっき、わたしが翔護に助けられたシーンを見て、少女漫画みたいで素敵って言ってた2人だ……。
思ってた反応と、違う……。
まさか、前向きに嬉しいって言われるなんて、思ってなかった。
中学の頃みたいに、はいはいお金持ちって、妬まれると思ってた。
どうしよう、嬉しい、かも……。



