普通なお嬢様の極秘恋愛

お父様から逃げるためでもあったけど、翔護と一緒にいるためでもあったのに……!

翔護を犠牲にして一人で自由になったって、ダメなんだよ。
そんなの望んでいないんだから……。

「一緒じゃないと意味がないっ……!
家族にも友達にも会えなくなっても、翔護がいてくれるから大丈夫って……!

なのに、どうして……?!」

絶対、絶対ダメ……!!

わたしは翔護に抱きついた。
離れて行かないように、ギュッとギュッと……!!

「ダメじゃない、凛。
これは契約違反だ。
森下もわかっているじゃないか。

さぁ、離れろ!
森下はクビだ!!

たった今、お前のボディーガードでも彼でもなくなった!

いつまで抱きついてるんだ、離れるんだ!
森下、凛を自由にしてやるから離れろ!!」