大声に思わず耳を塞ぐと、翔護がキュッと抱きしめてくれた。
大丈夫だよ、と背中を優しくとんとんされた。
落ち着くなぁ、翔護の腕の中……。
「わがまま?
わがままは旦那様では?
今まで凛を散々縛り付けて」
「なっ……!
わたしは家族のために、良い家と沢山の使用人を用意したんだ!
凛にも妻にも最高の状態を用意しているんだ!
お前……?!
わたしに対してさっきから何なのだ!!」
ダンっと怒りで床を踏みつける音に体が震える。
ますますわたしを抱きしめる翔護が、お父様を睨み上げた。
強い目力に、お父様は怯んだ。
さっきのこともあるのだろう。
手を出してこようとはしない。
大丈夫だよ、と背中を優しくとんとんされた。
落ち着くなぁ、翔護の腕の中……。
「わがまま?
わがままは旦那様では?
今まで凛を散々縛り付けて」
「なっ……!
わたしは家族のために、良い家と沢山の使用人を用意したんだ!
凛にも妻にも最高の状態を用意しているんだ!
お前……?!
わたしに対してさっきから何なのだ!!」
ダンっと怒りで床を踏みつける音に体が震える。
ますますわたしを抱きしめる翔護が、お父様を睨み上げた。
強い目力に、お父様は怯んだ。
さっきのこともあるのだろう。
手を出してこようとはしない。



