普通なお嬢様の極秘恋愛

ちょっとワケありなんです、お願いします!
勢いよく頭を下げる翔護に、皆驚いた表情を浮かべている。

わたしも慌てて頭を下げた。

「あ、え?」

「ちょっと、取り敢えず頭あげようか……?」

戸惑ったような声にゆっくりと頭を上げると、二人が苦笑していた。
瀬田さんも心配そうにこちらを見つめている。

お兄さんがじっとこちらを見つめたあと、ふんわりと優しい笑顔を浮かべて頷いた。
さすが親子。優しい笑顔が瀬田さんに似ている。