「どうしました?
お嬢様、どこかお加減でも優れないのですか?」
今日から通学する高校へ向かう車内。
ぼうっとするわたしを、翔護が心配そうに隣から覗き込んでいた。
「あ、ううん!
大丈夫!
ちょっと考え事しちゃって……」
わたしは首を左右に振って、元気だよ、と笑った。
「なら宜しいのですが……。
何かありましたら、すぐに私におっしゃってくださいね?」
「お嬢様、新たな学校の、初の登校日に緊張しておられるのですか?
車を止めてなにか落ち着くものでも買ってきましょうか?
そうですね、お嬢様のお好きな、はちみつレモンのジュースでも」
翔護に続き、中堂さんまでもが心配そうにそう言い出した。
「大丈夫ですよ、そのまま行きましょう?
2人とも、ありがとうございます!」
お嬢様、どこかお加減でも優れないのですか?」
今日から通学する高校へ向かう車内。
ぼうっとするわたしを、翔護が心配そうに隣から覗き込んでいた。
「あ、ううん!
大丈夫!
ちょっと考え事しちゃって……」
わたしは首を左右に振って、元気だよ、と笑った。
「なら宜しいのですが……。
何かありましたら、すぐに私におっしゃってくださいね?」
「お嬢様、新たな学校の、初の登校日に緊張しておられるのですか?
車を止めてなにか落ち着くものでも買ってきましょうか?
そうですね、お嬢様のお好きな、はちみつレモンのジュースでも」
翔護に続き、中堂さんまでもが心配そうにそう言い出した。
「大丈夫ですよ、そのまま行きましょう?
2人とも、ありがとうございます!」