普通なお嬢様の極秘恋愛

わたしはおばぁちゃんと翔護の前にお茶とお菓子をを並べる。
お疲れ様、と声をかけると、翔護が大したことじゃないよ、と、笑った。

「新婚みたいだの」

「や、やだぁ、おばぁちゃんったら!
って、翔護、大丈夫?!」

翔護は顔を赤くして、むせていた。
背中をさするわたしを、おばぁちゃんがニコニコと見つめていた。

「ほっほ。良いじゃないか。

あ、そうそう凛ちゃん翔ちゃん。
これからわし、用事があるんじゃ。
ちょっくら出かけて来るからの~。

良かったらここでちょっと待っといてくれんか?
お土産買ってくるで、すぐに渡したいからの~」

じゃあの、とおばぁちゃんは出て行った。