普通なお嬢様の極秘恋愛

「そうか、それは大変だったの……。

すみれやあの男がの……。
いや、こんな大変だったと言う一言で済まされることではないな……。

しかし家出だからのぅ……。
完全に賛同できるわけではないが、まぁ良いわ。
これであいつらも少しは反省するかもしれんの。

凛ちゃんの気が済むまでいると良い。
翔ちゃんも一緒にな。

勿論、口外はせん。バレる心配は無用じゃ。
な、ゆり」

おばあちゃんは、すまなそうにわたしと翔護を見やった。
ゆりちゃんも力強く頷いた。

「ありがとう、二人とも!」

「感謝します、おばあ様、ゆりさん」

わたしと翔護が揃ってお礼を言うと、二人はにこにこと笑顔で頷いてくれた。

どうなることかと思ったけど、ここに来て、よかった……。