自信満々に言い切られて、そうだなって再確認した。
花歩ちゃんの言うとおりだ。

そう、こうなることは分かっていたこと。

付き合い始めてから今まで、何度も何度も同じような葛藤があった。
それを毎回毎回、いつまでもジトジトと考えていては、いけないんだ。

いずれどうにか翔護と堂々と付き合えるようになったとき、周囲のみんなに謝ろう。
そうだ、それで良いんだ。

じゃないとこれから先、とてもやっていけない。

「そうだよね。花歩ちゃん、いつもありがとう」

「良いって!」

わたし達はその後ものんびりと過ごして、それからお互いが眠くなるまでお喋りをした。