好きでいてもいいですか?



教室、屋上、昇降口、体育館裏、グラウンド……。


生徒が行けそうなところはすべて探した。


けど、翔はいなかった。


そして最後に中庭へと足を運んだ。


中庭の2つあるうちのベンチの奥の方に、翔は寝転んでいた。


しかもラッキーなことに翔は1人。


まわりに他の生徒もいないし、これはチャンス。


私は翔の方に近づく。


翔は寝ているのか、私が近づいていっても気づいた気配がなかった。