「萌愛、相沢に言わなくていいの?」 そんなの、私だって聞きたいよ。 私ってほんとに翔の彼女なの?って。 「それが言えたら苦労しないよ」 そう、私はかなりの引っ込み思案。 思ってることをなかなか口に出せない。 言った後、翔になんて言われるのかが怖い。 嫌われちゃうような気がして怖いよ。 「よし!今日は寄り道して帰ろ!?」 那由が私の分のカバンも持って立ち上がる。 私は慌てて那由の後について行く。