しばしの沈黙。 あれっ、聞こえなかったかな? いやでも、私けっこう大きい声出したと思うけど……。 この距離で聞こえるぐらいの。 だけど翔はバッチリ聞こえてたみたいで、信じられないことを言った。 「は?お前何言ってんの?お前は俺の彼女だろ?」 今っ……、翔が私のこと彼女って言ったよね? 私、まだ彼女でいていいんだ……。 まだ傍にいてもいいんだ……。 その言葉に私が何も言えないでいると翔は、 「俺はお前のこと彼女だと思ってんだけどお前は違うわけ?」 と言った。