翔は自販機の前にあるベンチに座ってスマホをいじってた。 私はそんな翔に近づいた。 そして、思い切って声をかけた。 「しょ、翔……!」 緊張して声が裏返ってしまったけど気にしない。 翔は私の声に気づいて顔を上げた。 そして、私を見た。 あ、翔と目が合った……。 いつぶりだろう。 私は嬉しすぎて泣きそうになった。