別に恋愛感情があるわけでもねぇけど、下村も女だし。 一緒に帰るだけで浮気になるわけでもないけど。 でも、俺には萌愛がいる。 誤解を生むようなことはしたくない。 「うん、ありがとう」 そのまま休憩時間が終わり、バイトに戻った。 「下村、あそこの公園で話さねぇ?」 バイトも終わり、俺たちは一緒に帰る。 コンビニの近くには小さな公園がある。 ちなみにここ、萌愛ん家の近くなんだよな。 下村の話を聞き終わったら萌愛ん家にでも寄っていこうかな。 ……なんて、思ってた俺は馬鹿だったのかもしれない。