そんな私に翔はフッと笑って言った。



「萌愛、愛してる……」


と同時に降ってくるのは翔のキス。



何ヶ月ぶりかのキス。


翔は、まるで私たちのすれ違っていた間の時間を埋めるかのようにたくさんキスをしてくれた。


私は久々の翔の温もりに、思わず涙が出た。


「翔、これからもずっとずっと傍にいてね?」


翔が唇を離した瞬間に私は言った。


そんな私に翔は懐かしい笑顔でこう言った。



「当たり前だよ、バーカ」