学校じゃない・・・こんなとこ学校じゃない・・・はず。

赤い部屋。

地下室のようたっだ。

―ブアッ...


息が止まるかと思った。

「あ、あんた誰ッ・・・?」
『私・・・?悪魔よ・・・。貴方のお婆さんに言われたの。「私を殺して、孫の恂に乗り移って」てね・・・。』
クククと面白そうに悪魔は笑った。
「あたし・・・あんたのことなんて・・・呼べばいいっ?」
『私の事は・・・“ミン”と呼んでちょうだい。ふんッ、ばか者。』
「あたしはばか者じゃなーい!恂!」
『っそー、恂ってゆーの・・・。じゃぁ、じゅ~って呼ばさせてもらうワ・・・』
「い、いいよーんだ♪」