「どうしたの?」
私が落ち着いてきたころを見計らって言ってくれた。
・・・
「そっか。」
私はさっきあった出来事をすべてもかに話した。
涙はまだおさまらない。
「めい。夕陽先輩のこと好き?」
そんなの当たり前だよ。好きなんて通り越してる。
「……大好き。」
好きで溢れてる。夕陽先輩のことが大好き。
誰よりも大好き。
「ならなんで泣いてるの?」
え?
「好きなんでしょ?大好きなんでしょ?たしかに辛いかもしれない。冗談なんて言われたらあたしだって辛いよ。」
じゃあなんで?なんで?涙がでないわけないよ。
「めいの気持ち言わないままだったらずっと辛いままだよ?めいがそんなに夕陽先輩が大好きならその気持ちちゃんと伝えなきゃ!」
「もか…?」
「このままじゃ後悔するだけだよ?それでいいの?夕陽先輩が好きならちゃんと言わなきゃ伝わらないよ?」
「………」
私は言葉が出なかった。
たしかにその通りだ。言わなきゃ伝わるわけない。
「もか。ありがとう。私、頑張る」
ちゃんと夕陽先輩に伝えたい。
だって私、こんなにも夕陽先輩が好きなんだもん。
「めいならできるよ。だってめいには憎めない可愛さがあるもん」
そういってもかは微笑んでくれた。
伝えたい。
ううん。伝える。
明日、部活が終わった頃に屋上に来てもらおう。
そしてちゃんと夕陽先輩に伝える。
「好き」って気持ちを。
