まだ、好きで居てくれてますか?

「そっか…。」



「ごめんね。」



「俺も、ごめん。」



文化祭の間ずっと抱き合っていた私達。



また、絆が深まった気がする。















翌日の朝



「ごめんなさい!」



私は、高橋くんに頭を下げる。



告白の返事だ。



「あはは。大丈夫。勝てる気なんてなかったから。

でも、またあんな事になったら奪うからね?」



って言って、笑って去った高橋くん。



目に涙が浮かんでたのは、気づいてないふりをしとくね…。